2012年8月27日月曜日

ぼんやり 色々


<ガン●ムがなぜすごいか考えてみた>

 

すごい、ガンダム。

ガンダムに限らず、MSの類がすごいと思った。

何がすごいかっていうと、多分、単純に想像を超越したことだと思う。

⇒各シリーズのストーリー的な話は抜きで。

 

要約すると技術史を超えているところがすごいんだと思う。

 

よく考えてみると不思議なものです。

『なんで戦闘用のロボットが人型をしているか??』

 

戦争の歴史を考えてみる。

戦争のスタイルを考える。

戦争のスタートは人間VS人間の戦いはそのままヒトガタです。生身の戦いです。

馬やゾウや牛が戦争に利用されても戦いの基本は人間です。ヒトガタです。

馬やゾウや牛がそのまま人間の手を離れて勝手に戦い始めるわけではないからです。

それにあくまで戦う相手は人間です。

 

その次に、恐らく鉄板で囲まれた戦車がでてきたのではないか?

船を改造した戦闘艦みたいなのあったと思うが、外洋を経て戦う軍艦はまだあとだろう。

 

戦車は陸戦で、主に敵の戦線、特に塹壕を突破するのが大きな意味合いだと思う。

生身の兵隊では塹壕を飛び出し、敵に接近するのは危険だし、怖いし。

 

そこで、不整地走破、防御性と攻撃力を兼ね備えた戦車が登場したのだと思う。

 

もしかしたら順番が逆かもしれないが、同じ頃に、戦車を運搬する為に鉄板で覆われ武装した戦艦が登場したのではないか?

 

純粋に海戦を想定した戦艦だったかもしれないが。

 

いずれにしろ、陸戦の優位性は制海権とその補給路に大きく依存すると思う。

現地調達にも限度があるし。

 

そこで、船での補給物資運搬が重要になる。

 

陸戦を補助する為に、あるいは陸戦の一環として海から攻める。

いずれにしろ、スタイルは船と船の戦い、あるいは敵の船に海賊よろしく乗り込んで人間同士の戦いになる。敵地に上陸しても同じ。

 

空戦も似たようなものではないか?

敵陣地を空から直接攻撃するにしろ、陸戦のサポートにしろ、

敵地により接近するために海上の艦載船かに積み込んで自陣を出発する。

 

戦車も戦艦も飛行機もヒトガタではありません。

人間を相手にしていますが、それ以前に直接的に戦うのは同じような形をした相手です。

 

要するに、

歩兵VS歩兵

戦車VS戦車

戦艦VS戦艦

飛行機VS飛行機

基本的に、歩兵は戦車に勝てない。

戦車を倒せるのは戦車。

戦艦を倒せるのは戦艦あるいは飛行機。

飛行機を倒せるのは飛行機。

となる。

 

いずれにしろ、根本的に、最終的に、人間、ヒトガタを相手にしている。

だが、いずれもヒトガタではないし、その延長線上や類似性もほとんどない。

 

ガンダムやMSの優位性はなにか?

ヒトガタである理由は?必要性は?

ヒトガタで実際に人間が乗って操縦する必要性・・・?

 

パイロットは搭乗が必要か?

無人機?

恐らく、これは陸戦では無理だ。

現状、無人機は航空機くらいだろう。

それは空は陸に比べて何もないからだ。

空には信号も渋滞もないし、回り道もない。

好き勝手自由に飛ばせるだろう。

 

がんばれば、海洋船も無人化できるかもしれない。潜水艦なんかも無人化できるかもしれない。

 

考えてみる・・・・。

いい所の前に悪いところを考えてみる。

人間が乗って操縦するヒトガタロボットVS同じような相手・・・。

 

まず、ヒトガタ同士の戦いなので、恐らく生身の肉弾戦と同じようなイメージでいいと思う。

 

ヒトガタなのでパイロットが乗るのは、頭部か胴体のどっちかだろう。コクピットを手足にするとロボット本体の動きでえらく振り回されて、乗ってる人間は大変だろう。

そうすると、基本的に人体の弱点と同じ部分が弱点になる。

互いに頭とか胸を狙うことになる。

・・・ならばヒトガタを離れてはどうか?

動物方も離れて、いっそ球体とか・・・?

・・・・・乗ってる人間のことを考えるとどうなんだろうか?

見たことも聞いたこともない形状のロボットに乗って戦えるか?

飛び道具が主体とはいえ、どうだろうか?

技術的なことを無視すると、ヒトガタの方が操縦しやすいか・・・?

戦車も一人では戦えないだろう。

あれは確か最低でも2人は必要なはずだ。

運転手と砲撃手。

戦艦はもっと人手がいるな・・・。

飛行機も多分最低で2人乗りだ。

 

一人で乗って戦うならやはりヒトガタの方がいい・・・?

 

4本足の動物型だと・・・4本の手足が連動して殆ど決まった動きしかしなかったらあとは、背中とかにつけたマシンガンやミサイルで戦う?

 

・・・戦車よりはいろんな路面を走れるかもしれないが、攻撃力が・・・物足りない?

 

ヒトガタは、両手の攻撃力、二本足の機動性が特徴・・・?

あくまで操縦する人間の戦闘スタイルと状況への柔軟性を考えるとヒトガタがベスト?

 

恐らく動物型のロボットも最初は出てくだろうが、それは今ある戦車や飛行機や戦艦の昨日の延長線上だろう。

 

 

 

<個人的に印象に残ってるガンダム・シーン>

 

    ガンダムWのエアリーズ降下シーン

エアリーズというヒトガタで、空を飛べる可変MSがでてくる。

見た目はヒトガタで、全体的に黒っぽくって、戦闘機と人が合体したイメージ。

口から酸素吸入のマスクとホースが伸びてる。

ロボットなのに。

基本、ヒトガタだけど、空を飛ぶときは、速度を上げるためか下半身が変形し、腰のあたりから体の後ろの方に畳まれる。

ロボットなのに。

すごいのは、このエアリーズは基本的に弩デカイ航空機に搭載されて空中で降下されるということ。

ロボットなのに。空を飛べるはずなのに。

 B29が爆弾を降下するように飛行機の後部ハッチがウィーンと開いて降下される。

 しかも、最初は自由落下。途中からジェットを吹いて自分で飛び始める。

 『え、こいつは空飛べるんだよね?なんで最初は飛行機にのってるの?』

 ・・・・不思議だ。さらにすごいことにたまに飛行機ごと撃ち落とされる・・・。

 

    ガンダムWのリーオー

ガンダムWは確か自分が少年時代の頃にTVで放送していたと思う。

  ・・・少年時代。

  ・・・江戸時代、明治時代、大正時代、少年時代、昭和時代、現代の平成時代。

  これくらい昔に感じる。

  ガンダムシリーズで一番よわっちい雑魚キャラと言えば、ザクだと思っていた。

主人公のガンダムに秒殺されてしまう、取り柄と言ったら数で勝負!みたいな雑魚。

  ただ、リーオーの場合はさらに弱い。

  時間がある人はネットで調べてみてほしい。

  主人公ガンダムにやられる為に存在しているかのようなザクだが、

リーオーはそれよりも弱そう。

  まず、ザクにはついているシールドがない。

  ザクは左肩にシールドがついているのに。

  ザクには右肩にトゲトゲスパイクがついているのに。

 リーオーには無い・・・。

 まさしくデッサンにつかうモデル人形みたいに貧弱だ。

 おまけに顔がダサい。

 ザクにはモノアイというカメラ目がついている。それが怪しく光って周りを観察する。

 悪役だが、アップのシーンはメカメカしていてちょっとかっこいいい。

 だが、リーオーにはモノアイはない。

 顔面にデカイ電光掲示板みたいなディスプレイがあるだけだ。

 顔面アイパッドです。

たまに、主人公のガンダムにグーでタッチされて破壊されます。

ださい、メカメカしさを前面に出しているがダサい。

 メカメカしいながらも、その外見を裏切る動き、

あるいは機能や形状があるからこういうのはかっこいいのに・・・。 

 メカメカしさ全開でそれオンリーの存在はイマイチ。

 その点、ある意味、リーオーは見事に裏切ってくれる。

 あんだけメカメカしい面構えをしていて、全然メカっぽいことせずに、

主人公のガンダムに秒殺だからね。

へたすると、シュワルツネッガー型のターミネーターより弱いかも。

リーオーはマシンガンやロケットランチャーのようなもので戦う。

主人公のガンダムにそれで戦いを挑む。

対して主人のガンダムはビームを使い放題だからね。

ビームのライフルに、ビームのサーベル・・・。

主人公のガンダムのビームで影も形も無く消滅されるからね。

見たことない人は一度見てみた方がいいでしょう。

必見です。リーオーの無力感と健気さ。

まるで戦車に竹やりで挑む感じです。

 みていてどこか悲しくなります。

 

 

     Gガンダムのコクピット

すごいです。

ある意味リアルです。

主人公がコクピットに乗り込むと上から黒いごみ袋みたいな幕が下りてきて顔以外の全身を覆います。全身にタイツのようにぴったりと張り付きそこについたセンサーでガンダムを動かします。パイロットが自分の体を動かすとロボットがそのとおりに動きます。

  楽ちんです。これなら操縦訓練がほとんど必要ありません。

なんせ、ペダルやハンドルやスイッチを一切使わずに動きます。

  訓練いらずです。

  昨今、飛行機のパイロットはその戦闘機以上に高価な存在らしいです。

  満足に操縦できるようになるまでかなりの訓練機関と設備が必要になるらしいです。

  飛行機の種類によっては、

飛行機の台数よりそいつを操縦できるパイロットの人数の方が少ないなんてこともあるらしいです。

  ただ、パイロットとまったく同じ動きをするというのはそうなんでしょうか?

  トイレに行きたくなって腹を押さえてモジモジしたら・・・。

  顔がかゆくて顔に手を伸ばしたら・・・。

  せき込んだりむせたら・・・?

  その前に、やっぱり肉体を鍛えないといけないか・・・?

2012年6月19日火曜日

いろいろ 6月

携帯電話が水没した。

静岡の海に今までの情報が流れて消えた。

もう連絡先が分からなくなった人も多い。
っていうか殆どわかんねー。

これを見ている人は数少ないだろうが連絡求む。
ブログの新機能発見。
やってることは駅前の毛伝言板と同じだけど。



閑話休題。
祖母が死んだ。



仙台の空気は相変わらずだった。


まずい非常にまずい。
もうすぐそこまで迫っている。
もう追いつかれてしまう。

時間がない。
変わるのか。変わらないのか。
まずい、どうせくだらないことだろうけれど、どうせ時間の問題だけれど。
認識した以上は無視できない。

もう時間がない。

2012年5月6日日曜日

妄想 人間絶滅編



ぼんやりとした不安。妄想。


芥川だか誰だかが抱いていたらしい漠然とした不安。
とは違うかもしれないが、最近、ぼんやりと感じるor考える不安が多い。

会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか、会社の仕事のこととか.

うん。考えるといろいろな悩みはつきない。

最近、自分の存在がだんだんわからなくなってきました。そういう時期なんだろうか?

自分は、おっさんなのかどうかが最大の問題です。
おっさんはすごいです。たいていのことはその経験と知識と根性で何とでもできます。

沈黙シリーズのセガールしかり。

どうも最近、以前より腹がでてきた、以前より疲れが取れにくい、あらゆることにだんだん興味関心がなくなってきた。

おっさん現象がすでに始まっています。

会社で、一つ年上の同期の人とそんなはなしをしたら、彼も似たようなことを言っていた(自分が感じていることとは厳密には違うだろうけど、方向性は同じだと思う)。

とはいえ、自分は別に以前に比べ特段の変化を感じない(精神的な意味合いで)。

おっさんの階段を確実に上っている。
緩やかに死に向かっている。

30歳前後の先輩にぼんやりと雑談でそんな話をしたら、
『なに言ってんの、おっさんの階段は35になってからだよ。20代後半に感じることなんて前フリにすぎないよ。24~26歳なんてまだまだ子供だよ。』

う~ん。どうなんだろ?

40歳前後の先輩にぼんやりとそんな雑談をしていたら、
『俺もね~、以前は30歳・40歳なんて想像できなかったけど、なってみると別になんともないよ。
なるもんはなるんだよ、なってみて実感はいまだにないかもね。そんなことより、いい女性紹介してくれない?おまえまだ童貞なの?』

う~んどうなんだろ??




その雑談の続きで『妄想・人間絶滅編』の話が出ました。
(すくなくとも、この時点で自分の中でオチは出ていましたが)

『もしさ~去年の地震じゃないけど、でっかい災害と戦争とかで人間だけ突然いなくなっちゃったらどうする?どうなんだろうね?』

『なんかさ~わかんないけど、新型の爆弾兵器とかで人間を含む生き物だけが死んじゃって消えちゃって、自分以外だれもいなくなっちゃうのさ~。』

『気付くと、みんないなくなっちゃてるんだよ。自分以外、そうしたらどうする?』

『とりあえず、会社に普段どおり行く必要もなくなるね。俺たちの仕事は特段、そんな状況でも続ける必要性まではないだろうし・・・』

『関係ないけどさ~この前、学生時代の同期に連絡する機会があったんだよ。18年くらいまったく連絡してなかったんだけど、新しいスマホの無料通話のアプリ試してみようとしたら、アドレスにアイザワってそいつが一番になってたから試しに連絡してみたんだよ。そしたらさ~挨拶も互いに抜きで、そいつが開口一番に学生時代に流行っていたCDもってないかって聞いてくるんだよ?思わず笑っちゃったよ。人間すごい便利なアイテムもっても考えることはくだんねーなって・・・。』



・・・・。
★ザ・妄想 人間絶滅編★

(きっと、最初、すげーびっくりして取り乱すだろうけど、まず俺の場合、会社に行くまで人間がいなくなったことに気づかないかもしれないな。新聞はとってないし、TVも普段見ない。朝目覚めて、会社に自転車で行くまで、誰もすれ違わずに会社の駐輪場にたどり着くことがざらにある。)

(誰もいないことに気づいて、びっくりして慌てて、その後、急にハイテンションになったりするんだろうか?そして、誰かいないか探し回るだろうけど、結局誰もいないって結論付けて人探しをあきらめるんだろうか。とりあえず、お腹がすくだろうから近くのコンビニかスーパーにいってご飯を調達するだろう。そしてあわててもしょうがないと落ち着いて考えて、どうするか・・・?)

(とりあえず、普段できないことをやろうとするだろう。カメラがほしかったからどっか電気店に行って三脚とカメラをゲットするだろう。会計スルーで。そして、レンタカー屋さんにいって車をゲットしてセルフのガソリンスタンドに行って、そのままウロウロするか~。んで、家にもどって多分、図書館か本屋にいくかな・・・。んで、近場のサバゲーショップとか銃砲店に遊びに行くかな。)

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。







「○○さん(先輩の名前)、俺、人間滅んでも、珍しくある休日、あるいはいつか将来ある休日とかわんねーっす。」

『ハハハハ、そうか~。ところで、おまえ、入社してからずいぶん体つきが変わってきたな。前は全体的にずんぐるむっくりふっとっちょな印象だったけど、いまはお前、野球選手みたいな体つきしてるよ、でるとろがでるっていうか筋肉が以前よりあるっていうか』

「全然、そんな気がしないんですけど~」




中二病レベルの妄想をするおっさん化現象進行中の男は寝る。

2012年1月2日月曜日

新年 車 仕事 風呂場 実家

『あけましておめでとうございます』
とナビにいわれることもなく。

言った相手は高速のSAのガソリンスタンドのおじさん。

氷点下4度で死にかけたおじさん、下と上の歯の根でタップダンスを戯れるおちゃめな人だ。

目が笑ってなかったが。



以前、車のカーナビに、
『メリークリスマス』と言われてこの世には神も仏もないと無情に喚起したけど、今年はガソリンスタンドのおじさんに幸あれ。




借りた車、日産のデリカ(?)は非常にいい車です。
ハンドルは軽いし、車体は比較的安定しているし、8人乗れるし、ナビもついている。
レンタカー屋のお兄さんが、
『新しくていい車ですよ。お客さんは運がいい』と言ったが。

ハンドルは軽すぎて運転が非常に繊細。
俺には車体がでかくて運転が不安。
乗るのは俺一人。
ついてるナビが、今までない程にポンコツ。史上最低のナビだった。


まず、現在地が常に把握できていない。
ナビ上の現在地が、一般道でいうところの曲がり角二つ前のあたりを示している。
高速道路で『700M先を左折です』とぬかす。
高速道路上でVターンを示す。
CDをかけながら音声案内を聞くと声がマイケルジャクソンみたいに不気味にハイテンション。
ガソリンの残量を示すメーターの動きが超不安定。
残量が100%からなかなか動かない。
そのくせ、70%くらいから50%への減り具合が以上に早い。それこそ高速だ。
燃費はいいと思うんだけどな・・・。
あと、座席が非常にでかい。ボブ・サップ用かと思った。
どんなビッグファーザーが乗るんだ。どんな家庭なんだ。
関係ないけど『ステップワゴンでふぁっくしよう!』と思わず叫んでしまった。

郡山を超えたあたりから遭遇したガスは怖かった。
車体の前の下方、視界ギリギリの足元から不気味に這い上がってくる。
140キロでぶっとばしていたが思わず足がすくんでしまう。


仙台に変えると、その変化に気づく。
まず、駅前のビル群。
以前の記憶だと7~8階だてのビルだったと思うが、現在3~4階になってる。
そもそも、あったはずのビルがない。
更地になってる。空っぽになってる。
人もすくない。
車もすくない。
コインパーキングの空きもすくない。
お財布の中身も少ない。

実家に帰るといろんな話を聞く。
実家のマンションのひび割れ具合とか。
小学校の同級生が住んでいたアパート群が地盤沈下して退避勧告が出たとか。
退避勧告が出たのにほとんど誰も出ていかないとか。
古い民家が集まっていた地域にポッカリと空いた更地が目立つとか。
火事場泥棒が出たとか。
逆に、震災後に新しいアパートやマンションや民家が増えたとか。

実家の弟が復学するとか。
もしかして、会ったことのない甥っ子や姪っ子の類に会うのではと思っていた奴らは誰ひとり来ないとか。
100均一買うかどうかかなり悩んだお年玉のポチ袋を買わなくてよかったとか。
あれ?今俺って25歳だっけ?とか。
両親が記憶よりもだいぶ小さくなったとか。

父親が悪戦苦闘してノートPCで年賀状を作ろうとしているが、印刷機にコードがつながっていないとか。
弟が俺のアイフォンに以上に興味を示して、根掘り葉掘り中身をいじくりまわすとか。
ロケハンに行った六本木のジェントルマンズクラブの画像を見られて微妙に気まずい空気になったりとか。





だが、仙台の空気は変わらなかった。
腹の底を掬いくすぐられるようなあの気持ちいい空気は変わらなかった。
香りも変わらず澄んでいる。
風も相変わらず気持ちいい。
これぞ風の谷。
かすかに香る潮の風味。




恐ろしく難儀な高速を経て東京に戻る。
風呂場を洗う。新しく買ってきた洗剤とスポンジをほぼ使い切る。