2011年11月16日水曜日

目玉がキモイ










近くのラーメン屋で適当に昼食を済ませ、再び修行開始。

食後に一服したら先ほどの覚悟と諦めはどこえやら。



別にどーでもいいんじゃね?



コンタクトの一つや二つにびびってらんねーよ。



舐めんなよコンタクトめ。









それくらい気分は盛り上がっていた。















時間になり再び眼科に向かう。



先ほどと同じ場所で同じように座る。







看護師①『じゃ、●●さんやってみましょう』



コンタクトめさんざんビビらせやがって待ってろもうすぐお前を俺の目ん玉にぶち込んでやる!





俺『頑張ります!』



左の人差し指で上まぶたをグイっと上げ、左の親指で下のまぶたを抑える。



でもやっぱり恐る恐るゆーっくり右手の人差し指を伸ばす。





・・・・うらぁ!





思い切って目玉に触れてみる。











…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………キモイ。













・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジブンノメダマノカンショクガキモイ・・・。







意外と固い。もっとドロッとしているのかと思ったけど、固い。なんつーか、火を通しすぎた目玉焼き?そんな感じ。



ただ、自分の目玉だけど。







そーーーーーんなに思ったほど痛くはない。ヒリヒリして痛いけど。想像ほどではなかった。







なによりキモイ。自分で自分の目玉を触るのが、キモイ。







黙っていた俺を見て不安あるいは不審に思ったのか看護師②が話しかけてきた。



看護師②『どうですか、●●さん。自分の目を触った感じは?』



俺『思ったより、固いです。結構固いです・・・。』



看護師①『●●さん、最初に機械に顔を当てて気球みたいなのを除いたでしょ?』



俺『はい』



看護師①『あれで、●●さんの瞳の黒目のサイズを測ったり、角膜の様子を見たり、空気を送ってその圧力の反応を見たんです。それで●●さんの目なんですけど、結構凝ってますね。人間の目って、肩みたいに凝るんですよ。』









知らなかった・・・。人間の目も凝るのか・・・。







看護師①『●●さん目が結構凝ってるみたいですから、触ってみてもその通り結構固く感じると思います。よく、PCに向かってたお仕事されるんですか?』







俺『最近は特に多いです。』





・・・そんなに目を酷使していたつもりはないけど、そうかもしれないなぁ・・・。



看護師②『まずは、こうして目を慣らせてから、コンタクトをつけるんですよ。』





・・・そういえばコンタクトをこれからつけるんだった。なんやかんかあって忘れつつあった。





看護師①『じゃ、次は実際にコンタクトをつけてみましょう。さっき私がやったように大きく下と上のまぶたを開いてくださいね。』



看護師①がそう言いながらさっきの恐怖体験を再現してくる。



看護師②『・・・こういう順番でするんですよ~』



看護師②がそう言いながら、パンフレットを見せてくれる。





・・・・・サッキノキョウフタイケンハナンダッタンダ・・・・・アルジャナイコウイウノ。









パンフレットによると、手をよく洗いその次に、封を開けてコンタクトレンズを摘み裏表を確かめる、とある。



人差し指の上にレンズをのせて、パンフレットに表示されているようにレンズの表面の数字を見ようとする。



レンズに数字が描かれているのでそれで裏表がわかるようになっているらしい。



・・・・・・おかしい、何も見えない。いや、見えないんじゃなくて何も表示されていないように思う。





裸眼の状態だが、かなり指の上のレンズに顔を近づけているので、いくらなんでも見えるはずだ。



ほら、だって一緒になって超接近して覗き込んでる看護師①の鼻の頭の毛穴までくっきり見えるもの。























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンタクトは本当に修行だ。

































挙句の果てに看護師②も一緒になって覗き込む。











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンタクトは本当に修行だ。本当に。























看護師②『あら・・・・・』





看護師①『どうしたの、▲▲さん?』





看護師②『これ、別のメーカーのじゃありません?』























固まる3人。







俺『・・・・・・(類推)

看護師①『・・・・・・・・・・(回想)

看護師②『・・・・・・・・・・(真顔)























午後の時間帯になって、拷問されていたじいさんも医者の先生もいない。

この病院には3人しかいない。













俺『・・・・・・・・・(理解)』

看護師①『・・・・・・・・・(しまった!)』

看護師②『・・・・・・・・・(でしょ!?)』













俺『・・・・・・(困惑)』

看護師①『・・・・・・・・・・・・・(どうしよ?)』

看護師②『・・・・・・・・・・・・・・・(いいんじゃない?)』











俺『・・・・・・・・・(狼狽)』

看護師①『・・・・・・・・・(いいかな?)』

看護師②『・・・・・・・・(私達が裏表わかるし)』























俺『・・・・・・・(不安)』

看護師①『・・・・・・・・(いいか~)』

看護師②『・・・・・・・・・・・(どうせこれはテストだもんね~)』











***看護師①および②のアイコンタクトから想像***











看護師①『はい、今が裏表正しい状態です。』









看護師①の言葉で時間が再び動き出した。





























俺の心臓は止まった気がする。

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